
本日の修了式では、校長先生より、この一年を振り返りながら、生徒たちの歩みについて温かい言葉が贈られました。
今年度は、多くの部活動がそれぞれの場で力を発揮し、大きな成果を収めてくれました。3号棟の壁面には、県大会出場を果たした部活動の懸垂幕が数多く掲げられています。その数はこれまでで最も多く、生徒たち一人ひとりの努力が、確かな形となって表れていました。
校長先生は、その中でも実際に足を運ばれた三つの部活動の様子を紹介されました。
演劇部は、わずか6名という少人数で県大会に出場しました。照明や音響を担う生徒が2名、舞台に立つ役者が4名という体制の中で、何か一つトラブルが起これば大きな影響が出るような状況でした。それでも、それぞれが自分の役割をしっかりと果たし、質の高い舞台を創り上げ、最後までやり抜いた姿に、深い感動を覚えられたそうです。
また、硬式野球部の秋季大会準々決勝では、甲子園出場経験のある強豪校を相手に、終盤まで粘り強く戦い抜きました。8回に3点、9回に同点に追いつき、試合は延長12回のタイブレークへ。最後まであきらめずに戦う姿は、まさに胸を打つものでした。
さらに、バスケットボール部の新人戦県大会では、第四クォーターまで3点差を追いかける展開の中、残り3秒で放たれたスリーポイントシュートが見事に決まりました。その一瞬にかける集中力、そしてその後も粘り強く戦い続ける姿勢に、強い印象を受けられたとのことでした。
校長先生は、「最後まであきらめないこと」の大切さについても話されました。思うような結果につながらないこともある中で、それでも粘り続けることで、ふと光が見えてくる瞬間があるその積み重ねこそが、次へとつながる力になるのだと語られました。
また、「運」についても触れられ、運はただの偶然ではなく、日々の努力や前向きな姿勢によって引き寄せていくものではないか、と生徒たちに優しく語りかけられました。
最後に、こうした数々の感動的な場面は決して偶然ではなく、生徒たち一人ひとりの努力の積み重ねによるものであるとして、「多くの感動をありがとう」という言葉で式辞は結ばれました。
この一年、生徒たちはそれぞれの場所で、よく努力を重ねてくれました。その歩みを大切にしながら、次の学年でも一歩一歩、自分らしく前へ進んでいってくれることを願っています。